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AO・総合型選抜·9 分で読了

MARCHの総合型・推薦小論文まとめ|大学別の傾向と対策

MARCH総合型選抜推薦入試小論文併願戦略大学別

明治・青学・立教・中央・法政の総合型選抜・推薦入試を公式情報から概観。方式名の違いと小論文・書類の共通傾向、併願の考え方をlonova編集部が整理する。

「MARCHの総合型選抜」とひとくくりに検索してこの記事に来た人に、最初に伝えておきたいことがある。明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学は、総合型選抜・推薦入試の方式名も出願対象学部も試験構成もかなり違う。慶應や早稲田のように大学単位である程度の型があるわけではなく、大学ごと・学部ごとに別物として捉える必要がある

この記事では lonova 編集部が、各大学の公式入試情報をもとに、MARCHの総合型選抜・推薦入試の全体像と、大学別の色の違い、共通する小論文・書類の傾向を整理する。方式名・募集人員・出願資格は年度によって新設・廃止・変更が頻繁にあるため、最新の情報は必ず各大学の入学試験要項で確認してほしい

MARCHの総合型・推薦は「大学ごとに別物」と考える

先に結論を書く。

  • MARCHの総合型選抜・推薦入試は、全学部で一律に実施されているわけではない。学部・学科単位で対象が限定されている大学も多い。
  • 方式名は大学ごとにまったく違う。「自己推薦」「公募制特別入試」「自由選抜入試」「高大接続」など、同じような制度でも呼び方が統一されていない。
  • そのため対策の第一歩は、「自分の志望学部にそもそも総合型・推薦の枠があるか」を確認することになる。

慶應や早稲田のように大学単位の傾向を先に押さえるより、MARCHは志望校・志望学部を先に絞ってから、その方式の要項を読み込む順番のほうが効率がいい。

大学別 総合型・推薦方式の早見表

2026年度入試の時点で公式に確認できる主な方式を整理する。募集人員・出願資格・試験内容の詳細は学部・学科・年度で変わるため、方式名の把握にとどめてほしい。

大学主な方式名対象の傾向
明治大学自己推薦特別入試/公募制特別入試文学部・理工学部の一部学科・農学部・国際日本学部・総合数理学部の一部・商学部など学部限定
青山学院大学自己推薦文学部の一部学科・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部など対象が限定的
立教大学自由選抜入試全学部で実施。一次書類審査+二次小論文・面接
中央大学高大接続型自己推薦/チャレンジ入試など学部ごとに個別の方式名で設計(法学部チャレンジ入試、経済学部高大接続入学試験など)
法政大学自己推薦入試/公募推薦入試学部・学科単位で新設・廃止が多く年度による変動が大きい

表からもわかる通り、「MARCHは総合型選抜が主流」という単純な理解は誤りに近い。立教のように全学部で実施している大学もあれば、青山学院のように対象学部・学科がかなり絞られている大学もある。

明治大学の特徴

明治大学の総合型選抜・推薦系は、学部ごとに方式が分かれている。文学部、理工学部の一部学科(電気電子生命学科・機械情報工学科・建築学科・応用化学科)、農学部、国際日本学部、総合数理学部の一部学科では「自己推薦特別入試」が実施される。商学部には大学入学共通テストを利用する「公募制特別入試」や、全国商業高等学校長協会会員校を対象とした公募制特別入試がある。

全学部で一律に実施されているわけではない点に注意したい。志望学部にそもそも該当する方式があるかどうかを、まず入試総合サイトの要項一覧で確認する必要がある。

青山学院大学の特徴

青山学院大学の自己推薦は、対象学部・学科がとりわけ限定的だ。文学部英米文学科・史学科・比較芸術学科、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部が対象になっている。多くの学部・学科にはこの枠が存在しない。

選考は一次の書類審査(志望理由書等)と二次審査という構成で進む。対象学部が限られる分、「青学は自己推薦で受けられる」と思い込んで志望学部を確認しないまま準備を始めるのは避けたい。

立教大学「自由選抜入試」の特徴

立教大学は、MARCHのなかで総合型選抜(自由選抜入試)を最も広く実施している大学だ。全12学部を対象に実施され、方式名も1つに統一されている点が他の4大学と違う。

出願時の一次選考は書類審査で、志望理由書・活動報告書・英語資格証明書の提出が求められる。学部により評定平均などの出願条件は異なるが、学業成績を重視する傾向がある。二次選考ではどの学部でも小論文と面接が課される。ただし、複数学部・学科への同時出願はできない。

全学部共通の骨格を持つ分、立教志望者はまず自分の学部の出願資格(評定・英語資格の基準)を確認したうえで、二次の小論文・面接対策に時間を割く順番が組みやすい。

中央大学・法政大学の特徴

中央大学は、特別入試のなかに外国語利用入試・総合型選抜・高大接続/自己推薦という複数のカテゴリーがあり、学部ごとに個別の名称で制度が設計されている。法学部チャレンジ入試、経済学部高大接続入学試験、文学部自己推薦特別入学試験、理工学部高大接続型自己推薦入学試験、英語運用能力特別入学試験(法学部・経済学部・商学部)などが該当する。学部ごとに方式名も選考内容も違うため、志望学部の名称をまず正確に把握する必要がある。

法政大学は、総合型選抜・自己推薦系の新設・改編が年度ごとに多い大学だ。たとえば文学部哲学科・英文学科の自己推薦入試や理工学部の公募推薦入試が新設される一方、別の入試区分が募集停止になるといった変更が起きている。「去年あった入試が今年もある」と決めつけず、その年度の変更点告知を必ず確認してほしい。

小論文・書類に共通する傾向

方式名はバラバラでも、MARCHの総合型・推薦で共通して見られる評価の観点はある程度整理できる。

観点傾向
書類審査志望理由書・活動報告書が一次選考で重視される大学が多い
小論文・論述二次選考で課されることが多いが、方式によっては面接のみの場合もある
英語資格出願資格として英語検定スコアを求める学部・方式が目立つ
一貫性志望理由書の内容と小論文・面接での発言に矛盾がないかが見られやすい

共通して言えるのは、当日の小論文だけを単体で鍛えても評価は上がりにくいということだ。書類段階の志望理由書と、二次の小論文・面接で語る内容が一貫しているかが、総合型選抜全般で見られる観点になる。この一貫性の作り方は 総合型選抜の小論文志望理由書の書き方 で詳しく解説している。

併願戦略の考え方

MARCHの総合型・推薦は、一般選抜とは別日程で実施されることが多い。立教の自由選抜入試のように、同一大学内での複数学部同時出願はできないが、日程が重ならなければ一般選抜や他大学の総合型選抜との併願は可能な場合がある。

併願を考えるときに整理しておきたいのは次の3点だ。

  • 志望校が「専願(合格したら必ず入学)」を条件にしているか
  • 出願書類(志望理由書・活動報告書)の準備に必要な期間が、複数校分確保できるか
  • 二次選考の日程が他の入試と重なっていないか

専願制の方式に出願する場合、他大学の総合型選抜と並行して受けることは事実上できない。第一志望が明確なら専願方式に集中し、併願の可能性を残したいなら日程・条件の面で柔軟な方式を優先する、という判断軸になる。国公立との併願を考える場合は 国公立の小論文対策 も参考にしてほしい。

lonovaでの対策法

MARCHの総合型・推薦は大学ごとに方式が違うぶん、「型を覚えて当てはめる」対策より、志望方式の設問形式に沿って何度も書いて確認する対策のほうが効きやすい。だが過去問や練習問題を解いても、その場で客観的に見てくれる相手がいないと、書きっぱなしになりがちだ。

lonova は、書いた小論文を AI が数十秒〜数分で5軸(設問適合・論理性・構成・具体性・文章力)のスコアと講評で返す AI 添削サービスだ。志望方式の設問文をそのまま貼り付けて練習できる。登録不要で1日1回 /try から試せるほか、無料登録すれば1日3件まで /grade で本格採点が使える。

志望理由書と小論文・面接での発言の一貫性を確認したい場合は、志望理由書のAI添削 もあわせて使うと、書類側からのチェックができる。慶應・早稲田の一般選抜での小論文の傾向は 慶應の小論文早稲田の小論文 にまとめている。

よくある質問

MARCHはどの大学も総合型選抜を受けられますか

いいえ。立教大学は全12学部で自由選抜入試を実施しているが、青山学院大学のように対象学部・学科が限定的な大学もある。まず志望学部に方式があるかを確認する必要がある。

MARCHの小論文はどの大学も同じ形式ですか

いいえ。立教の自由選抜入試では二次選考で小論文と面接が課されるが、大学・方式によっては小論文がなく面接のみの場合もある。方式ごとの選考内容を個別に確認してほしい。

併願は可能ですか

方式や大学の規定による。専願を条件とする方式では他の総合型選抜との併願は事実上できない。日程が重ならず専願条件がない方式であれば、一般選抜や他大学との併願を検討できる場合がある。

昨年あった入試方式が今年もあるとは限りませんか

そのとおりだ。法政大学のように、年度ごとに方式の新設・改編・募集停止が発表される大学もある。前年の情報をそのまま使わず、志望年度の変更点告知と最新の入学試験要項を必ず確認してほしい。

まとめ

MARCHの総合型選抜・推薦入試は、大学ごとに方式名も対象学部も試験構成も違う。立教のように全学部で自由選抜入試を実施する大学もあれば、青山学院のように対象が限定的な大学、中央のように学部ごとに個別の名称で制度が組まれている大学もある。

対策の出発点は、「自分の志望学部にどの方式があるか」を最新の要項で確認することだ。そのうえで、書類(志望理由書・活動報告書)と小論文・面接の内容に一貫性を持たせることが、大学を問わず共通して効く対策になる。

書いた小論文や志望理由書の完成度を客観的に確認したいときは、lonovaのAI添削を活用してほしい。登録不要で1日1回、無料登録すれば1日3件まで無料で使える。

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